中嶋修 Osamu Nakajima

シリーズ「横浜にぎわい座 百景」第四弾

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スタイル その壱拾九「古典落語」

パークホテル東京ではアーティストルーム「日本人」を手がけている作者のライフワーク的作品群「横浜にぎわい座 百景」。

第4弾の6作品を掲載致します。

銅版画(エッチング・アクアチント)
イメージサイズ 150×113mm

その壱拾九「古典落語」
色々の演者の同じ演目を楽しんでみるのも、寄席の楽しみ。柳家小団治「長屋の花見」。「佃育ちの白魚さえも花につられて隅田川」。古典落語の中には、さりげなく、和歌、川柳、都都逸などが挟まっていて、ちょっとした耳学問が、嬉しいのです。市井の仲間の中のよさが伝わる一席。

その弐拾「古典落語」
この日は三遊亭円生ゆかりの演者の時間ということで、「錦の袈裟」「猫定」ときて、
三遊亭竜楽「蒟蒻問答」。この後「寝床」で締めのひとかたまり。なぞかけを子供たちの
中でやる厄介さなどを枕にふって「蒟蒻問答」に入っていく。演者のさらりとした空気が
心地いい。

その弐拾壱「古典落語」
この場に居合わせて得したなあという高座がときどきある。
三遊亭歌笑。「脳梗塞やりまして、今心臓で不整脈が出ています。二年前に胆のうを取って、この12月には手術です。」
闘病生活がそのまま芸になる高座芸。寄席の良さです。
一世を風靡した先代歌笑は実の兄。歌笑純情詩集から昭和 24 年頃の作「豚の夢」を枕に、「親子酒」を聞かせてくれる。

その弐拾弐「古典落語」
横浜にぎわい座の番組は時折面白いパッケージだなと思うものがある。六代目三遊亭円生ゆかりの噺。
これは三遊亭円橘「猫定」。悶着あって亡くなった夫婦それぞれの棺が空いてにらみ合うさま、円橘演出の円生怪談。猫が絡んで面白いのです。

その弐拾参「漫談」
林家ぺーさんの高座。
高座に出ているのを観るだけで楽しくなる芸人さんがいる。ピンクのいでたちとカメ
ラ、縁起物の一人。誕生日ネタ、芸能界裏話ネタ、制限列挙の楽しさなのです。
ここ暫らくは、高田文夫作詞「およげ!たいやきくん」の佐瀬寿一作曲のオリジナル曲
「余談ですけど『愛してる』」を歌って高座を譲る〆なのです。

その弐拾四「マジック」
お客さんから預かったお金を消してしまうという高座のマジック。横浜生まれを強調し
て、ダーク広和さん登場。水槽を置いて、お客さんから預かった千円札を浸けていきま
す。「横浜の水に溶けてしまうというマジック。」と、言葉を聞かせながらお客さんを掴
む。
大型劇場や夜店のホッタテ小屋と。ちょっと違った寄席の空気がここにある。

シートのみの価格となっております。

額装をご希望の方は別ページにてご購入下さい。

商品コード : 1023-19-213-1 1023-19-213-2 1023-19-213-3 1023-19-213-4 1023-19-213-5 1023-19-213-6